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日本犬保存会鮫神荘



よくある質問


雄と雌、どちらが飼いやすいですか?                  

 飼育される方の好みや、環境にもよりますが、一般的に雌の方が大人しく、友好的です。体も雄より一回り小さく、初めて柴犬を飼われる方や、小さなお子様やご年配の方がいらっしゃるご家庭では雌の方が飼いやすいかもしれません。

 一方、雄は活動的で、比較的長時間の運動量(散歩)を必要とします。他の犬を見ると威嚇する傾向があります。
雄の方が体力もあり、活動的なので、小学生以上のお子さんやご家族の多い方、一緒に野山へお出かけするなどアウトドアを好まれる方にはおもしろいと思います。

予防接種は年に何回するのですか?またその種類は?
 動物病院によっても異なるのですが、生後2か月ぐらいに1回。1回目のワクチン接種をしてから一か月後に2回目のワクチン接種。以降、年1回接種します。
 ワクチンの種類は混合ワクチン(3・5・8・9種)で、どれを接種するかは地域や動物病院によって異なります。
 生後3ヶ月以降に狂犬病予防接種をします(同時に登録をします)。以降年1回接種します。

寄生虫やフィラリアの予防はどうするのですか?
 寄生虫に関しては、生後35日から45日の間に1回、こちらで駆虫薬を飲ませます。
 子犬をお渡し後一度、動物病院へ便を持って行き、検査をされることをお勧めします。
 また、フィラリア予防薬を動物病院の指示に従って、月一回、投薬されることをお勧めしております。(寄生虫も一緒に予防されます)

食事、水はどのようにしたらいいですか?
 食事に関しては、しばらくはこちらで食べていたものと同じフードがよろしいかと思います。
 水は給水ボトルや水皿(両方あった方がよい)でいつでも飲める状態にしておいてください。特に食事や運動の後はたっぷりと与えてください。

お手入れの方法を教えてください。
 柴犬の被毛は表毛と裏毛の二重構造になっています。子犬の頃は短く、柔らかい毛をしていますが、生後6,7カ月になると体の表面は剛毛が生え揃い、剛毛の下にはやわらかい毛が皮膚を覆うようにびっしりと生えてきます(下毛)。
 換毛期には下毛が表面に浮いてきて抜けますのでブラッシングにより取り除いてやってください。小さいうちから毎日、ブラッシングをする習慣をつけておかれるとよろしいかと思います。

去勢・避妊手術はした方がいいですか?
 去勢・避妊手術には飼い主さんの考え方や飼育する環境によるところが大きく、また、メリット、デメリットがあります。
 メリットとしては、雄は前立腺、♀は子宮や卵巣などの生殖器系の病気がなくなります。
 早めに手術をすることにより、雄では性格が穏やかになったり、足を上げずに一か所に排泄をしてくれることにより、飼育しやすいという報告もあります。
 メスでは、およそ半年ごとに来るヒートがなくなるので、望まない妊娠(外飼いの場合は特に雄犬の侵入に注意が必要)がなくなり、また、出血で飼育場所を汚さないという利点もあります。

 デメリットとしては、将来子どもを生むことができなくなります。
 また、去勢・避妊手術をした犬は太り易くなるようです。

■便を食べるのですが?
 子犬の間によく見られる行動です。ストレスや栄養不足などいろいろな説があるようですが、はっきりした原因はまだわかっていません。
 食糞は子犬の頃だけの行動ですのであまり心配はいりませんが、便を食べるのはあまり良いことではありませんから、排便後はすぐに後始末をするようにしましょう。

■甘噛みがひどいのですが?
 これも子犬の間によく見られる行動です。子犬の歯は小さく、尖っていますので、噛まれると痛いですが、子犬にとっては飼い主さんにじゃれついたり、愛情表現に由来するところもあります。
 大人の歯に生え変わる頃にはいろいろな事が理解できるようになりますから(噛んではいけないことも)自然と噛まなくなってきます。
 とは言っても噛むことはよくないですから、噛んできたら必ずいけないことだと教え、叱るようにしてください。