子犬をお探しの方へ


ご利用方法


日本犬保存会鮫神荘



飼育上での注意点


子犬を迎えた日                  

 待ちに待った子犬がやってきました。長旅で疲れたり、子犬は母親や兄弟から離れ、新しい環境の中で不安や緊張でいっぱいです。当日は静かに接してあげましょう。
 2〜3日は不安や寂しさから夜鳴きをすることもありますが、そのうち治まりますから甘やかしたり、相手をしたりせず、静かに見守ってあげてください。ぬいぐるみや抱き枕などを置いてやるのもよいでしょう。

飼い方について
 ワクチンが済み、外出できるようになるまでは室内飼いをお勧めします。
 また、いづれ外飼いをされる場合もゲージは必要になります。
 ゲージの中を自分の安心できる場所(縄張り)にしておいてやりましょう。
 最初から室内で放し飼いにすると大変なことになりますから、寝る時、お留守番の時等は必ずゲージの中で休ませましょう。

トイレ
 そわそわしたり、臭いをかぎ始めたりするのは排泄のサインです。鳴いて飼い主さんを呼ぶこともあります。
 その時はすみやかにトイレの場所や外(お庭など排泄をしてもよい場所)出してやるとよいでしょう。
 柴犬は外での排泄を好む傾向があります。
 
食事、水
 しばらくはブリーダーの元で食べていたものと同じフードがよろしいかと思います。
 水は給水ボトルや水皿でいつでも飲める状態にしておいてください。特に食事や運動の後はたっぷりと与えてください。

お手入れ
 柴犬の被毛は表毛と裏毛の二重構造になっています。子犬の頃はふわふわした柔らかい毛をしていますが、生後6,7カ月になると体の表面は剛毛が生えそろいます。
 換毛期には裏毛(下毛)が表面に出てきて毎日抜けますのでブラッシングにより取り除いてやる必要があります。子犬の頃から毎日、ブラッシングをする癖をつけておきましょう。


 生後4〜6か月になると自我が出てきます。歯も乳歯から永久歯に生え換わり、子犬から大人への第一歩を歩み始めます。飼い主さんが許せる範囲と許せない範囲を明確にし、主従関係をはっきりさせるために躾はきちんとしておきましょう。子犬の頃は甘噛がひどいですが、口を押さえるなどをして、いけないことを教えておきましょう。
 また、子犬のうちからスキンシップも兼ねて、犬に信頼感を持たせるように、どこを触られても嫌がらないようにしておきましょう。薬を飲ませる時や、やむを得ない場合も多々あります。日頃から口を開けさせるトレーニングをしておきましょう。